妄想(できれば現実にしたい)ブログ

実現できるかはわからないけど、実現したいことをつらつらと事細かに書いてあわよくば備忘録にするブログです。

生理痛、PMS(月経前症候群)にお悩みの方へ(妄想じゃなくてごくごく現実のお話)

女性の悩みについて赤裸々につづるので、嫌だわという方はここで見るのをやめるか、あとは自己責任でどうぞ。

 

今、私は低用量ピルというものを処方してもらって使用しています。

目的は生理痛の改善と内膜症の治療のためです。

以前は鎮痛剤(ロキソニンボルタレンなどの処方薬)と胃薬を飲んで、毎月の痛みをしのいできました。

私のように毎月つらい思いをして悩まれている方がいるのでは、と思って私がピルを使用するまでの経緯と、使ってみてどうかというのを記してみようと思いました。

お医者さんのように勉強したわけでも、お医者さんの監修のもと書いているわけでもないので、自己判断や一般人への相談だけで何かを判断して実行しても私には一切責任は負えないということ、もしなにか悩みがあれば必ず専門のお医者さんに相談することをお勧めします。

 

私が初めてピルを処方してもらったのは一昨年の春。まだ使用してから2年経っていません。

10年以上ずーっと生理痛に悩まされていました。

 

私の場合は、生理が来た瞬間から痛みはじめます。だんだん痛みが強くなって、それと同時に力もぬけてきます(自律神経がおかしくなっているのか、貧血なのか)、そして吐き気もしてきます。そのまま薬を服用せずにいると嘔吐してしまうこともしばしば。

この症状は生理が安定してきてからずっとありました。

 

だからこそ、痛みどめ・鎮痛剤をよく使うようになりました。

母が常備薬や処方薬をなぜかたくさん持っていて、気づいたころにはボルタレンの錠剤などもらって飲んでいました(本来、処方されていない薬は飲んだらだめです・・・。

痛み止めを飲めばなんとか楽に過ごせます。ただ、脱力感やだるさ、重たさのようなものは治りません。痛みや吐き気が緩和されるだけです。

そして大体どんな薬を飲んでも4時間以上はもちません。なんなら薬が効かないこともしばしば。

痛みがひどくなってから飲んでも全然効きません。

だから、どうしても痛くなくてもかならず生理が来たと思ったら薬を飲み始めて、4時間経過したらまた飲むというのを繰り返して1日に少なくとも4錠は鎮痛剤を飲んでいました(本当はお医者さんの処方のもと、用法容量をきちんと守って飲まないとだめです)

だから、中学校でも時々嘔吐して親に迎えに来てもらったり。

 

一番つらかったのは高校の時かな。保健室で1時間休んだら、校則?でそれ以上は保健室で寝かせてくれなくて、それでもつらいなら家に帰れって言われて。でも学校から家まで自転車で45分かかるんです。自力じゃとても帰れない。でも親も仕事中。生理痛なんかで電話して呼べない。でも保健室じゃもう休めない。具合が悪いまま教室のある階まで登って(保健室が1階で教室が4階でした・・・。)登るのもほんとつらくて、4階まで登ったらほんとしんどくて、そのまま廊下を這いつくばりながら(いやうずくまったりして歩いていました)教室に戻らずトイレへ。リバース。。そのまま教室にも戻れなくてトイレで過ごしました・・・。私はあのときどうすることが最善だったのか今でもわかりません。

途中で男の先生に大丈夫か声かけてもらったけど、大丈夫ですって言ったらいなくなった。自分も自分だし先生も先生だ(笑)

 

大学の時も、施設見学みたいな大事な時に薬持っていくの忘れて、見学中にうずくまった。ここまでくると全然大丈夫じゃない。

大学の先生にもすすめられて恐る恐る婦人科へ。

でも、やっぱ検査とか怖くてやりたくないじゃないですか。だから一応エコー検査だけしてもらったんです。

なんで検査するのかというと、ひどい生理痛の場合、その原因が子宮内膜症などの症状が原因の場合があるからなんです。ほかにも整理にまつわる症状はいくつかありますけど、私の場合はのちに子宮内膜症だとわかります。

 

子宮内膜症というのはこちらを参照。

www.mochida.co.jp

 

内膜がひどい、大きくなっているとエコー検査でも引っかかるそうです。

調べてもらったけど何も映らず。

まあすぐに何かをしなきゃいけないという大変な状況ではないなと思ったわけです。

で、そのときはピルによる治療の説明をされた記憶はなくて、痛みどめと胃薬を処方してもらっただけだったと思います。

 

そしてそれからまたしばらく病院へは行かなくなります。

痛みどめなら母からもらえるから(何度も言いますがお医者さんに処方された薬を飲みましょう)

 

それから就職して、転職して、やっとそこで転機が訪れるんです。

職場の仲良くなった人はピル使ってる人だったんです。その人はひどい症状だったと思います。(名前忘れました)

だから、中学生のころくらいからピル使ってるんじゃなかったかと思います。

で、ほかにも治療してたことがある人、婦人科に通院してる人、実はあの人もピル飲んでる・・・、、え、ほとんどみんな経験者!

で、しかも仲のいい二人、偶然にも同じ産婦人科に通っていたんです。(あ、お互い出身地が違うし、その婦人科も車で片道3時間くらいのとこです)

いいところだし、女医さんだし、優しいし、とたくさん背中を押されていざ通院!

今までの諸症状を伝えて、内視鏡検査してもらいました。

めっちゃ緊張したけどね!

べつにそんなに痛くなかったし意外と大丈夫でした。

もちろんすすんでやりたくはないですけどね。

そこで、内膜が大腸に癒着してることがわかるんです。

生理のたびに大腸が引っ張られたり、刺激されて吐き気やおう吐を誘発していたそう。

話しを聞くと自分のことながらすごいことだなと(笑)

これは痛いねーって言われました。ええ、そりゃもう。

 

内膜は服薬治療で大丈夫な大きさということで、低用量ピルのフリウェルを処方してもらいました。

私の場合副作用として実際に起きたのは吐き気、胃のむかつき。これは最初の3か月ほどはあるそうです。軽いもので生活・仕事に差し支えなければ我慢のレベルです。

その吐き気で吐いたりはしませんでした。

あとは、お医者さんから血が固まりやすくなるという忠告を受けます。

いわゆるエコノミー症候群みたいなことが起きやすくなるということですね。

私の場合普段通り生活していて何の支障もありませんが、長時間同じ姿勢で座っていたり、水分不足だとリスクが高くなるので、足をのばしたり、水をよく飲んでねって言われます。

面倒なのは、毎日忘れずに同じくらいの時間に服用するということ。私の場合変則勤務の仕事だったので、確実に飲めるのは夜の10時。毎日その時間にアラームをセットして飲んでいました。

飲み忘れても飲み忘れた時の飲み方があるので、まあそれはどうにかなります。

でも、あまりに不規則に飲んでいると、不正出血などありますのでご注意を。

 

ピルを飲み始めると、びっくりするほど生理の諸症状が緩和されました。1か月目はそうでもなくて、痛みどめを服用しましたが、繰り返していくうちに痛みどめはいらなくなりますし、経血の量も激減。大きなナプキンいらない!なんて楽なの!具合も悪くならないし超ハッピー!です。

そしてそれまで周期が24日というわりかし早めでしたが、ピルを飲んでるのでもちろん毎月同じ周期で28日くらいになりました。

ナプキン代が浮いた分薬代とどっこいどっこいな気がします。いや薬のほうが高いです。

 

わすれてましたが、もちろん、良くも悪くも妊娠しづらくなるという作用?副作用?もあります。

 

今まで10年以上もつらい思いしていて、こんなに毎月楽に過ごせるなんて思ってもいませんでした。

 

ただ。

仕事を辞めて、生活も不規則になって、収入も途切れたおかげできちんと通院しなくなってしまいました。

ひと月あけて服用なんてことを何回かやっていたら、薬飲み始めの時期にとてつもない吐き気を伴うようになったんです。夜にピルを飲んでいたので、朝方(早ければ3時くらいから)具合が悪くて起きて、吐き気との戦いです。気持ち悪くて無理やり吐こうとしても、胃に何も入ってないので嗚咽しか出ません。マジでつらいやつ・・・。

水や吐き気止めを飲むと、それを吐く・・・。

落ち着くまで待つのみ。そんな日は昼過ぎまでぐったりです。吐き気が過ぎても生気失せます。。。

 

その吐き気が2~3か月間、飲み始めに続いたので怖くなって、勝手に服用を中止。

ちょうど、引っ越して通院先が変わっていてそこの先生がとっつきにくくて、病院も行きづらく感じていたのもあります。

でも、ピルをやめると悪魔のようなあの痛みと貧血、吐き気。。。。

ほんとにつらい。こんなにつらかったんだっけ、と思います。

耐えきれず再通院。

先生に事情を話したら、きちんと理解してくれて新しいピルを紹介してくれました。

ヤーズです。

怖かったつらい吐き気と嘔吐もなく、ピルの副作用として出る軽いむかつきのようなものだけでした。

そして、やっぱ経血も少なくて最初ちょっと痛みはありましたが、全然楽。

たぶん何回か服用してたら痛みもほとんどなくなると思います。

 

ちゃんと、お医者さんに相談することが大事。

肝に銘じなきゃ・・・。

ピルに関係ない吐き気なのかもと思ったらなかなか通院できないっていうのもあったんですよね。

知識も何もないのだから、早く通院するべきだったんです。

 

ピルの処方にお金はかかるけど、毎月のナプキン代が少し浮くし痛みどめも買わなくてよくなるし、仕事も生活も楽にできるなら全然痛くない出費。

 

生理やピル、痛みどめ、諸症状、検査、ピルの副作用、、、

たくさんの不安があると思いますが、悩むならまず婦人科を処方してほしいというのが、私のこのブログを書き起こした主旨です。

ピルを飲め!ということではありません。

体質で気に避けたほうがいい人もいると思いますから。

でも、痛みを我慢して市販薬を毎月必ず飲んでるという人や、

薬飲んでないけどしんどい、という人はまずお医者さんに相談したほうがいいと思います。

なにか楽になれる方法があるかと思います。

不安をあおるようですが、内膜症等々の症状を放っておくと最悪の場合、ほかの内臓に悪さをしたり、悪性の腫瘍になることもあります。

だからこと、早めに通院して必要なら検査をしてほしい。

世の中には自分(あなた)よりもひどい症状の人ばかりかもしれません。

でもそれを思っているのが一番危険です。

自分がつらかったらつらいんですよ。人との比較ではありません。

 

いろんな人が楽に過ごせるようになってほしいです。

 

以上、まったくもって医学的知識のないものからのお話でした。

ほんとに何の責任もとれないので、悩んでる方はまず勇気を振り絞って、時間とお金を割いて婦人科へ!